私も含め、個人トレーダーの入手できる情報というものは非常に限られています。
各国の統計発表などのニュースでさえも、プロのディーラーがリアルタイムで情報を入手できるのに比べ、個人ではどうしてもタイムラグが発生してしまい、相場の動き出しに出遅れてしまうことも多くあります。
このような状況はなかなか改善することはできませんが、私たちでもプロの投機筋がどのようなポジションを保有しているのか大まかに確認することができます。
ただし、これも数日のタイムラグはありますが、時系列的な変化を捉えることで、大きな相場の変化の前兆を予測するのには参考となることがあります。
下記で紹介するものはCME(シカゴ・マーカンタイル・取引所)での非商業的なドル/円ポジションの売買残高です。
ここでいう非商業的とは、実需ではないポジションを指し、投機的な取引を意味します。
ファンドなどの大口投機筋のポジションもこの中に含まれています。
売買ポジション残の差を表しているだけなので、このグラフが意味することは比較的簡単です。
ポジションがショート側に積み上がれば積み上がるほど、近い将来、反動(決済のためのロング)する大きな力が潜んでいると考えられるのです。
逆に、ポジションが過度にロング側に積み上がれば、近い将来、ショートの反動があると考えられるということです。
※ただし、普段の相場では適度に売り買いの注文がこなされるので、こうした問題は表面化しません。
このことは投機的な取引が、短期トレードが主体であることも大きく影響しています。
特にファンドなどの投機筋は、集めた資金(配当を支払わなければならないお金)の効率よい運用を考えており、少しでも早く、大きな結果を出さないといけない状況にあります。
そのため非商業的なポジションが過度に積み上がった場合に相場が急に動き出した時は、投機筋のストップロス(あるいは仕掛け)によって他のストップロスを巻き込みながら、大きなレート変動を起こすことがあるのです。
普段はこのような状況になることは滅多にありませんが、過去の大相場といわれる局面では、投機的なポジションが過度に偏っていたことは何度も指摘されています。
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この情報はCFTC(商品先物取引委員会)で毎週金曜日に公開されるもの(その週の火曜日時点のポジション残高)をもとに作成しています。
これとは別に、外為どっとコムで取引している個人トレーダーのポジション状況は、こちらから知ることができます。 外貨ネクスト売買比率(エクセルをダウンロードします)
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